第5話 部活は占い部?陰陽師ヤスチカ
「転校生表だ。
2人ともここに名前を記入してくれ。」
「ヤスチカ様。
名前を書くことは縛りを意味します。
書くのは、よしましょう。」
ヒカリ先生が「ウド。君は相変わらず。警戒心が強いですね。」
ウドが「?」
「それと、もう1枚。部活の入部届だ。」
「ヒカリ、それはなんだ?」
ヒカリ先生が
「ヤスチカ。いきなりの呼び捨てか。
まあいい。
平安の世では、序列は厳格だ。
それに陰陽師の世界も同じだ。
僕が格下だ。そうだな。当然だ。
ヤスチカ、僕のことに気づいたのか?」
「はい。得子さんの弟の藤原ヒカリ。
正しくは弟の狐のヒカリですよね。」
「そうです。さすがだな。
これでも令和のイケメン教師に変身した
つもりだが。」
「ヒカリ。正面は完璧に変身できてますが、
しっぽが出てますよ。」
「?」
「ヤスチカ。だましたな。ハハハ。
まあ、いいでしょう。しかし学校では、僕は君達の先生です。」
「でもヒカリ。元気そうでよかった。
平安のお茶会で、熱いお湯がこぼれて、
しっぽを出した時は、俺様も焦ったぞ。
お姉様の得子さんからは
狐の弟と聞いていたからな。
でもあの湯は不自然だった。何か?」
「まあ。心当たりはあるんだが・・・
しかしあのお湯は、ほんと熱かった。
ほら、僕の背中にまだ跡がのこってる。
それにあの時は助かった。
ヤスチカの陰陽師の力で時を止めて。
その場に居たもの達の記憶も
改ざんしてくれて。
遅くなったがお礼を言う。ありがとう。」
「はい。遅いお礼ですが確かに受け取ります。
正直あの後、平安の表舞台からヒカリを消して気にはしていたが、
以前、得子さんが九尾の狐の一族には
時を渡る力があると聞いていた。
たぶんヒカリは別世界に転移したのだろうと
思っていた。」
「その通り。」
「それでヒカリ。どうして得子さんは令和に
俺様を連れて来たか?」
「この夏。この令和で500年に一度の九
尾の狐たちの会合が行われる。」
「九尾の狐の会合?」
「なんだか楽しそうだ。」
「そうだな。しかしそのことは、さておき。
まずは部活だ。
早見高校で占い部に入部してもらいたい。」
「どうしてだ?」
「この令和にいる。
令和の陰陽師を探しているからだ。
毎年夏に全国で、高校生占い師大会が行われる。
そこに奴は必ず来る。
だからこそ、全校大会に出場しなければいけない。
それにその会場は、
まさに500年に一度の九尾の狐たちの会合会場と同じ場所だ。」
「その意味は・・・」
見かけはただの高校生。副業は占い師~平安から令和へ派遣された?安倍セイメイの甥の泰親 京極道真 @mmmmm11111
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