あわてんぼの春

みぃ

ワクワク




​しろくて つるんと ひかっている

てのひらサイズの たからもの

​そこには まだ 名前のない

まっさらな ゆめが ねむっています

​ひだまりの においを たっぷり吸い込んで

おふとんのなかで まどろんでいる

​「いつ であえるかな」

「どんな おとが きこえるかな」

​あせらなくて いいんだよ

きみの タイミングで いいんだよ

​きみが コンコンと まどを叩くとき

せかいは とっておきの はるをよんで

きみの はじめての あしあとを

ずっと ずっと まっているからね


❀ ❀


​磁石のように 惹かれ合う心

予定調和の その先で

​あなたの色と 僕の色が まじりあう

それは 名前もまだない

新しい ヒトイロ

​ひとつとして 同じ答えはない

だからこそ こんなに愛おしい

​急がなくていい

ゆっくり

ゆっくり

​少し 気が早いけれど

春色のパレットに 筆をのせて

明日は どんな未来を奏でようか

​ねぇ

描き出された その色は

​どんな音がするかな

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あわてんぼの春 みぃ @miwa-masa

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