これは自己破壊の記録ではなく、凄絶な「自己脱皮」の物語だ。

毒、幸福の腐敗、記憶の鎖——それらは単なる破滅や呪いではなく、すべてが「はじまり」へ還るための必然として昇華されている。

静寂の中にひそむ危うさと、その先に差し込む救いの光。カクヨムという広大な海の中でも、“再生”というテーマをこれほど鮮烈に描き出した詩には、滅多に出会えるものではありません。