概要
コーヒーとタバコは、似ているのかもしれない…。
彼女は僕のマンションに来た時、ラッキーストライクの箱をテーブルの端にポンと置き、一本くわえてベランダに出る。そして、使い古したジッポライターでタバコに火をつけるのがお決まりのルーティンだ。ただ、僕には一つだけ気になることがある。そのジッポライターは、彼女が前に付き合っていた恋人からもらったライターだということ。タバコを吸わない僕は、彼女に横に並ぶことはできないが、コーヒーを入れることはできる。彼女がタバコで時間を燃やしている間、僕はコーヒーで時間を抽出することにした。「コーヒーとタバコは似ている」と、自分に言い聞かせて。
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