作品の冒頭部分では、かなりの篇幅を割いて男女主人公の感情が深まっていく様子が描かれていましたね。
二人の接触が増えるにつれて、ヒロインの感情もどんどん重くなり、まるで沼の奥深くに引きずり込まれていくかのようでした。序盤ではヒロインの感情の重みが十分に感じられないかもしれないと思いましたが、物語が進むにつれてそれが見事に表現されていました。
ラストについては、伏線が足りないと感じる読者もいるかもしれませんが、きちんと着地させてこれだけ面白い物語を最後まで描き切ったことは、とても素晴らしいことだと思います。
この作品が大好きです。