「お正月」興行的なあれこれ
倉沢トモエ
「お正月」興行的なあれこれ
本日2026年1月4日放映の『仮面ライダーゼッツ』Case16「奔る」ではさりげなくお雑煮をふるまう場面があってお正月感が出ていました。『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第44話は、冒頭から吠が初詣のアルバイトをしていました。お正月ですね。いいですね、お正月興行的な雰囲気。お祝い気分を共有するかんじです。
でも〈お正月興行的な雰囲気〉って言い方、伝わるでしょうか。「お正月映画」と打ち出して来る作品も気が付けばなくなりました。「冬休み映画」ですよね、どっちかというと。
私は昭和生まれなので「お正月映画」と打ち出してくる映画界の雰囲気を覚えています。家族で過ごす年末に見る作品です。「寅さん」とか「トラック野郎」とか「釣りバカ日誌」ですね。とはいえすぐに風邪やインフルエンザをもらってくる病弱な子供だったので、夏休み冬休み春休みの映画館にはめったに連れて行ってもらえなかったのですが、町の映画館にお正月映画の大きな看板が並ぶと「お正月が来るなあ」とそわそわしたものです。
「トラック野郎」はお盆映画とお正月映画とあるんですが、大人になった今見ますと、お金のない仲間の話がよく出て来るので、お正月の支度が出来た場面がキラキラ輝いていたりします。家族で年末をあたたかく安心して過ごせるつつましい幸せが描かれていましたね。印象的なのは『トラック野郎 爆走一番星』ですかねえ。春川ますみが菩薩に見えますよ。昭和のいいところを思い出します。
私はエンタメ作品で律儀に季節の行事が描かれるのが好きで、大学の時「日本の季節感」というようなテーマの課題の時に『エースをねらえ!』でかなりページを割いてお正月を過ごしているお蝶夫人とひろみたちのことを書きましたよ。あの作品は死生観や無常観の話が出て来るので季節行事をきちんとやるのがけっこう効いてくるなあと思っています。
あ。死生観とか出してしまうと〈お正月興行的な雰囲気〉の話からはちょっとずれていってしまうので元に戻すと、今朝ニチアサを見て、お正月に見るエンタメ作品にお正月の話が出てきて、新年の雰囲気を登場人物たちと共有するのはなんだかいいなあ、というところから始まった、これは雑談でした。
というところで、今年もよろしくお願いいたします。
「お正月」興行的なあれこれ 倉沢トモエ @kisaragi_01
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