きみを見ている
@Alec_Flare
きみを見ている
渇き。熱を帯びた緋色の露。鼓動ひとつひとつ、流れゆく脈動のすべてが、はっきりと伝わってくる。人間の体をめぐる血管は脈打ち、そのすべてが、私にとってはただの香りにすぎない。甘美で、心を惑わせる誘いの香り。私はずっと、こう感じている。あの日以来。私を生かしていたものが永遠に霧散し、人間と定義していた何かが、まったく別のものへと変わり果て、そして間違いなく、より優れた存在になった――あの日から。暗闇の中で目を覚ました。深夜だった。周囲は静まり返り、聞こえてくるのは、少し離れた庭からの蟋蟀の鳴き声だけ。肌には湿った空気がまとわりついている。雨が降り出しそうな気配があった。
私は身動きもせず、ただ空を見上げていた。頭の中は整理がつかず、自分がどこにいるのかさえ、はっきりとはわからない。なぜ、ここにいるのだろう。その理由が、どうしても思い出せなかった。体を起こそうとしても、まるで動かない。麻痺しているかのようだった。首に痛みはあったが、不思議と体調そのものは悪くない。深く息を吸い込んだ瞬間、強烈な匂いが鼻を突いた。刺すように酸っぱく、息が詰まりそうなほど濃い匂い。これほどの感覚を、これまでの人生で味わった覚えはない。少なくとも、記憶に残っている限りでは。不快だった。胸の奥がざわつくほどに。力を込めると、思っていたよりもあっさりと身を起こすことができた。自分の体が、これまでとは違って感じられる。細胞の一つひとつ、分子の隅々までを意識できるような感覚。まるで空気の中に浮かんでいるかのようだった。周囲を見渡す。人の姿はなく、通りは完全に静まり返っている。街灯が点々と道を照らし、家々の灯りはすべて消えていた。かなり遅い時間のはずだ。おそらく、深夜二時か三時頃。強い孤独と、同時に裏切られたような感情が胸を満たした。その理由は、すぐには理解できなかった。だが、自分の中で何かが確実に起き、それが深く心を揺さぶったことだけは、はっきりとわかっていた。アスファルトの上には、赤い染みが点々と残っている。服に目を落とす。白いシャツも黒いジーンズも、何か所も裂け、血で汚れていた。自分で傷を負ったのだろうか。そう考えたが、その推測にはどうにも現実味がなかった。何かが起きた。それだけは確かだ。だが、何が起きたのかは、まったくわからない。その道には見覚えがあった。自宅から、それほど離れてはいない。当てもなく歩き出す。目に映るものすべてが、どこか新しく感じられた。確かに知っているはずなのに、ひどく馴染みがない。色も形も、わずかに歪んで見える。まるで、気づかぬうちに近視になり、それが突然矯正されたかのようだった。喉が焼けるように痛み、からからに乾いていた。本当に、ひどい渇きだった。こんな時間では、バーはどこも閉まっている。家に帰ることにした。冷えた水を、一刻も早く飲みたかった。両親は数日間、海へ旅行に出ていた。正直、それは幸運だった。そうでなければ、説明を求められていたはずだ。自分の疑問にさえ答えを見つけられないのに、家族を納得させる言葉など、あるはずがなかった。家までは、もうすぐだった。そのとき、一台の車が猛スピードで走り抜け、危うく撥ねられそうになった。酔っていたのだろう。そう考えるしかなかった。家のポーチに入り、植木鉢の下に隠してある鍵を取り出す。静かに扉を開けた。家の中は、空虚なほど静まり返っていた。明かりを点け、台所へ向かう。コップ一杯の水を、一息に飲み干す。だが、強い吐き気がこみ上げ、口に含んだ水をすべて吐き出してしまった。果物にも手を伸ばしたが、結果は同じだった。そのとき、甘く酔うような香りを感じた。冷蔵庫の中にあった、新鮮な肉の塊から漂ってくる香り。抗うことのできない引力に導かれるように、それを掴み、強く噛みついた。中に残された血を、夢中になって吸い上げる。高揚感と、奇妙な満足感が体を満たしていった。喉を焼いていた渇きは、次第に薄れていく。だが同時に、自分が今しでかした行為を思い返し、言葉にできない衝撃に、ただ立ち尽くすしかなかった。二階へ上がる。ここは自分の家のはずなのに、侵入者になったかのような感覚があった。育った家を歩いているとは、到底思えない。服を脱ぎ、そのままゴミ箱に放り込んだ。どれも酷く傷んでいて、もう使い物にはならない。浴室に入り、シャワーの水を流す。自分は汚れている――そう感じていた。だが、鏡に映った自分を見た瞬間、ほとんど自分だと認識できなかった。肌は異様なほど青白く、目は以前よりも強く光っている。体には傷ひとつ、痕ひとつ残っていない。子供の頃、岩場から滑り落ちて肩に負った傷跡さえ、きれいに消えていた。まるで、脱皮を終えたばかりの爬虫類のようだった。それは、素直に言って、素晴らしいと思えた。もはや自分の体には、欠点と呼べるものがひとつもない。それでも、シャワーを浴び続けた。必要だからではない。心理的な理由だった。水の流れの下で、しばらく身動きもせず、ただ立ち尽くしていた。浴室を出て体を拭き、部屋へ向かう。服を身にまとい、ベッドに身を投げ出した。目覚めてからの行動を、ひとつひとつ思い返す。何が起きたのか、理屈の通る説明を求めたが、答えはどこにもなかった。眠気は、まったくない。体を起こし、部屋を見渡す。思い出で埋め尽くされた小さな空間。卒業証書、資格証、誕生日のカード、そして数えきれない写真。そのとき、胸の奥を強く打たれたような感覚に襲われた。息が詰まる。一枚の写真が、私を打ちのめした。見慣れた顔。近く、そして深く愛していた顔。思い出した。すべてを。記憶の奔流が、一気に頭を駆け巡る。あの少年。私の親友、シモン。彼は、私を裏切っていた。そして、すべてが、ようやく明らかになった。
大音量の音楽、混沌、行き交う親密な触れ合い。なぜ、このパーティーに来てしまったのだろう。家にいればよかった。一人で、静かに。だが、どうしてもシモンの誘いを断れなかった。ここにいるのは、彼に呼ばれたからだ。彼の大学時代の友人がこの辺りに住んでいて、誕生日を祝うために、このパーティーを開いたらしい。こういう集まりには、普段は行かない。どうしても、自分が場違いに感じてしまう。騒がしいのが苦手だ。混雑も、群衆に紛れることも。私は、大勢に合わせて生きることが、一度もできた試しがない。来たばかりだというのに、もう帰りたいと思っている。シモンを探して、家の中を歩き回る。今は、知った顔が必要だった。ここには、彼以外に知っている人間が誰もいない。若者たちは踊り、押し合い、酒を飲み、煙を吐いている。いったい何を吸っているのか、想像もしたくない。今夜限りの恋人たちもいる。数時間、唇と唾液を分かち合い、翌日には、何事もなかったかのように、それぞれの相手のもとへ戻るのだろう。せめて、二階の部屋でやってくれる者もいる。多少のプライバシーは、ないよりはましだ。この場にいる私は、暴走したホルモンの群れに紛れ込んだ、完全な異物だった。私がここに来た理由は、ただ一つ。彼に頼まれたからだ。見つからなければ、本当に今すぐ帰る。そう心に決めて、探し続ける。人とぶつからないよう身をかわしながら、狭すぎる空間を進む。この人数には、どう考えても無理がある。そして、ついに彼の姿を見つけた。数人の男たちと一緒に、ビリヤードをしている。たぶん、大学の友人たちだろう。私は少し怯えた気持ちで近づき、シモンに声をかけた。「やあ、シモン!」彼は振り向くと、そのまま私を抱きしめた。「アレックス! 来てくれたんだな! 紹介するよ。こいつらは俺の友達で、こっちが家主のダニエルだ」そう言って、背の高い男を指さす。短く刈り上げた髪。顔のあちこちにピアス。耳には大きな拡張器。何かを吸っている。だが、その匂いは明らかにタバコではなかった。私は視線を落としたまま、軽く挨拶をする。「一勝負どうだ?」ダニエルはそう言いながら、口から煙を吐き出した。「いや、遠慮するよ。こういうの、苦手なんだ。見てるだけにする」そう答え、部屋の隅に置かれた黒い革張りのソファに腰を下ろす。運よく、そこは空いていた。シモンが勝っている……たぶん。私のビリヤードの知識は、限りなくゼロに近い。正直、彼の友達はまったく好きになれなかった。普段なら、こういう連中は避ける。犯罪者のように見える。実際は違うのかもしれないが、第一印象としては、まったく好感が持てなかった。もう少しだけここにいて、それから帰ろう。居心地が悪すぎる。それにしても、どれだけ飲んでいるんだ?ビール、ウォッカ、そして存在すら知らなかった酒の瓶。全員、完全に酔っている。シモンまで。こんな彼は、今まで一度も見たことがない。別人のようだ。そろそろ立ち上がって、挨拶だけして帰ろう。そう思った、その瞬間――金髪の少女が、私の真正面に立ち止まった。かなり可愛い。立ち上がろうとした私の動きを、塞ぐように。挨拶をする間もなく、次の瞬間、彼女はそのまま私の上に倒れ込んできた。完全にキマっている。背後から、男たちの大きな笑い声が聞こえる。ダニエルが彼女を引き剥がし、そして私に向かって怒鳴った。「おい、俺の彼女に何してる? 殺されたいのか」「何もしてない。何もしてないんだ。向こうから倒れ込んできただけだ!」そう言い返す。「彼女に近づくな。それに、今すぐ俺の家から出ていけ!」助けを求めてシモンを見る。だが彼は、まだ笑い続けていた。慌てて立ち上がり、そのまま家を出る。これ以上、一分たりとも、あそこにいたくなかった。本当なら、あの馬鹿を一発殴ってやりたかった。外に出て、冷たい空気を吸い込む。深く息をする。あの部屋では、息が詰まりそうだった。ダニエルの、あまりにも過剰な反応に、私は呆然としていた。家へ戻るため、すぐ近くの細い裏道に入る。最短の道だ。突然、足が止まる。何かを感じる。気配。誰かが、私を見ている。視線が、突き刺さるように感じられた。周囲を見回し、何度も振り返る。本当に誰かがいるのか。それとも、ただの想像なのか。再び歩き出そうとした、その瞬間――背後から、怒鳴り声が飛んできた。ゆっくりと振り向く。さっきの男――あの馬鹿と、その仲間たち。シモンも、そこにいる。全員、手にビリヤードのキューを持っている。こちらへ向かって、走ってくる。何が起ころうとしているのか、その瞬間には理解できなかった。だが、自分が危険な状況にあることだけは、はっきりとわかる。いや、ただの危険ではない。致命的な危険だ。逃げようとする。生涯で一度もないほど、必死に走った。だが、一人に足を払われ、地面に叩きつけられる。次の瞬間、彼らの武器が容赦なく振り下ろされた。全身に、激しい痛み。頭から足先まで。血が溢れ、口の中を満たしていくのがわかる。意識が、遠のいていく。そして、すべてが止まった。――荒い呼吸をしながら、私は横たわっている。ゆっくりと目を開ける。だが、街灯の光が視界を焼いた。笑い声が聞こえる。「これで分かっただろ。俺の彼女に手を出すからだ、この負け犬が!」ダニエルの声だった。間違いない。周囲から、いくつもの笑い声が上がる。彼らは笑っている。私は、死にかけているというのに。だが、本当に私を殺しているのは、シモンだ。今、はっきりと彼の姿が見える。動かず、何の感情も浮かべていない。頭の中で、必死に叫ぶ。助けてくれ、と。だが、声帯は自分の意思に応えてはくれない。彼を見つめ続ける。視界はぼやけ、彼の姿は霧に包まれているようだ。やがて、シモンは視線を逸らす。彼は親しげにダニエルと話している。何を話しているのかはわからない。ダニエルが彼の肩に腕を回し、二人は一緒に笑っている。他の連中は、次第に離れていく。だが、シモンだけが、しばらくその場に立ち尽くしていた。やがて、彼はゆっくりとこちらを振り向く。そして、私を見る。あの視線。あの表情。向けられたその顔は、まるで、何かが繋がっているかのように見えた。だが、それは幻想だ。彼が背を向けた瞬間、その繋がりは完全に消え去った。残されたのは、血にまみれ、傷だらけの私と、人気のない夜道だけ。これが、決定的な一撃だった。もう、死んだほうがいいのかもしれない。生きて、何になる?何を得る?何もない。あるのは、ただ痛みだけだ。体が、少しずつ力を失っていく。肉体も、精神も、同時に崩れていく。今、本当に、死につつあった。――突如、先ほど、私が滅多打ちにされる直前に感じた、あの感覚が、より強烈になって蘇る。影が、素早く動くのが見えた。誰かがいる。ここに、私と一緒に。だが、どこにいるのかは分からない。捉えられない。速く、掴めず、まるで姿がないかのようだ。それでも、確かに感じる。ここにいる。私を、見ている。次の瞬間、街灯の光が遮られた。黒い影が、その前に立ったのだ。顔は、はっきりとは見えない。だが、長い髪を持ち、体格からして、間違いなく男だった。確かなのは、ただ一つ。その眼だ。異様なほど、光っている。まるで、内側から燃えているかのように。灼熱の瞳が、私を射抜く。私は、その視線を返す。そして、虹彩の奥に広がる深い闇へと、静かに溺れていく。男は私の上に身を屈め、顔をすぐ近くまで寄せてきた。指一本、動かせない。次の瞬間、首に強い圧迫を感じ、鋭い痛みが走る。何かが、私の中から吸い取られていく。力が奪われ、空になっていく感覚。完全に無力だ。抵抗する術も、逃げる意思もない。それなのに、恐怖はなかった。不思議と、守られているような安らぎを感じている。やがて、男は私から離れる。そして、自分の手首に歯を立てた。赤い雫が、腹部へと滴り落ちる。濃く、温かい液体が唇を濡らし、口内へと流れ込む。その熱は、身体の隅々まで一気に広がった。酔うような、甘く、灼けつくような昂揚感。全身が、それに包まれる。私は、生まれ変わっていく。何か、新しい存在として。初めて、生きていると感じた。男は、ゆっくりと手首を離し、燃えるような瞳で私を見つめ続ける。「今のお前は、私と同じ存在だ。もう、誰にも傷つけられることはない。誰にも、だ。これからは、お前自身が運命の創造者となる。もはや、誰かの犠牲者ではない。これからは、お前が処刑人だ。本能に従え。捕食者となれ。血の呼び声に、情熱に、そして死に身を委ねろ。お前が、本当に在るべき姿となれ。吸血鬼になれ」その言葉を残し、男はゆっくりと立ち上がる。そして夜の中へ歩き出し、闇に溶けるように、静かに消えていった。自分が吸血鬼――夜の住人へと変わってしまったのだと、ようやく理解する。だが、あの瞬間。自分の部屋で、私とシモンが写ったあの写真を見つめたとき、胸に去来した感情は、ひとつではなかった。痛み。怒り。そして、抑えきれない復讐への渇望。私を苦しめたすべての者を、壊さなければならない。その始まりは、最も近く、最も信じていた存在から。親友――シモンからだ。今、シモンは自分の部屋にいる。机に座り、肩を震わせながら泣いている。その手には、一枚の紙。手紙だ。私が、彼のためだけに書いた手紙。この世に、たった一通の、私の手紙だ。
忘れるな、常に君を監視している
シモンへ。
元気にしているか。私のことを、覚えているかい。君の“親友”だった男だ。君が見捨て、そして殺した男だ。そうだよ、愛しいシモン。私は、死んだ。君は、私のすべてだった。他には、誰もいなかった。兄弟のような存在だった。それなのに――君は、私の人生で最大の痛みを与えた。君は私を裏切り、私が殴られ、殺されるのを許した。私は、何も悪いことはしていない。本当に、何もだ。ただ、そこにいただけだ。君は止めなかった。私を守らなかった。地面に倒れ、血を流す私を、ただ見ていた。あの時の君の目を、私は決して忘れない。絶対に、忘れない。君は何事もなかったかのように背を向けた。まるで、私を知らない人間のように。赤の他人のように扱った。深く、深く、私を傷つけた。今さら、泣く必要なんてないだろう。なぜ、悲しむ?すべてはもう終わった。過去には戻れない。君は家に帰る前に、私のもとへ来なかった。私をあの場所に置き去りにし、死ぬのを待たせた。君は、私の存在を消した。古い写真を引き裂くように。たった数秒で、何年もの友情を消したんだ。何のために?人気者になるためか?連中の仲間になるためか?……よかったな。成功したじゃないか。おめでとう。だが、これからは全員、同じ結末を迎える。君も、君の愛する友達も、あの下品な女も。全員、死ぬ。そして、シモン。最初に死ぬのは、君だ。忘れるな。私は、君を見ることができる。感じることができる。触れることさえ、いつでも。今この瞬間も、君の心臓の鼓動が、はっきりと聞こえている。ドクン。ドクン。ドクン。どんどん、速くなっている。首の付け根を流れる、温かい血の香り。何も残らない。残るのは、空っぽの身体だけだ。君は、私が味わったあの痛みを思い知る。この最後の瞬間を、楽しめ。君には、もう次はない。今、私の目は君の背中を見つめている。手の中で、紙が震える音が聞こえる。することは、一つだけだ。振り向け。怖いか?当然だ。闇の中で光る、二つの目が見えるはずだ。それが、君が最後に見るものだ。キスを。:)
君の友だち
アレックス
シモンは、一瞬ためらったように見えた。椅子に座ったまま、前方をただ、じっと見つめている。身体が、小刻みに震えていた。やがて、ゆっくりと手紙を机の上に置く。振り返ることなく、立ち上がった。怖すぎたのだ。そのまま、数分間、立ち尽くす。まるで、身体が自分のものではないかのように。やがて、極めて静かに、胴体と首を、少しずつ回し始める。目は、閉じたままだ。そして、ゆっくりと瞼が開く。その瞬間、彼は私を見た。部屋の奥、影の中に潜む私を。視線が、交わる。だが、混乱したのは、彼のほうだった。私の眼差しが、彼を完全に打ち砕いた。私は、動かない。彼も、動かない。沈黙の中で、私は微かに笑った。そして、低く、静かに、こう告げた。「シモン、見えているよ」。
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