第1話

「…は?」

「もう俺と関わらないでくれ、心配しないでくれ、それじゃあ」


俺は琴音に背を向けて歩いた。それが運命を変えるとも知らずに。

次の瞬間、身体に電流のような鋭い痛みが全身に流れた。

俺はその痛みに耐えきれず、地面に倒れ、そのまま気絶してしまった。


「………」




俺が次に目を開けると、そこは学校とかでもない、どこかの薄暗い部屋にいた。

(どこだここは…)


体を起こそうとして、部屋を見回そうとしても、動かない。その代わりにジャラという金属音がした。その音の方は目を向けると、手と足を鎖で繋がれていた。


その時誰かがこちらへ寄ってきた。


「やぁ、海斗。ようやく目が覚めたんだね」

「誰だ、お前?ここはどこだ…?鎖を外せ!」

「へぇ?君はかつての幼馴染も忘れちゃうんだ?僕悲しいな」


俺はその喋り方と雰囲気で誰かわかった。


「お前、もしかして…琴音か…?」


その瞬間そいつは嬉しそうに


「はは!そうだよ!君のお嫁さんの琴音だよ!思い出してくれたんだね!良かったよ!」

「は?…お嫁さん?お前何を言っているんだ?」

「…君?それ本気で言ってるのかい…?」

「いや誰だってそう言うだろ」

「そうか、そうか…」


俺がそう言った瞬間琴音の雰囲気が急に変わった


「ねぇ?なんで?なんで君がした約束覚えてないの?昔したよね?『将来琴音と結婚するって』?その時から僕は君のお嫁さんになったのに…それなのに君はその約束を忘れるの?なんで?ねぇなんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?」


その時、琴音がスタンガンを俺の顔の近くまで持ってきて


「なんで約束を忘れたの?もしかして女?私と約束したのに?それなのに君は他の女と付き合うの?結婚するの?なんでなんで?ねぇ?」

「……」

「しかも関わるなとも言われたんだよ?それはもう女だよね?ねぇ?」

「……」

「ねぇ?黙ってないで何か言ってよ?」


「…からだろ…」

「え?」




「お前がいるからだろ!!お前がいるから俺はずっといじめられるだよ!友達と思ってたやつにも、信頼していた先生にも!親にもだ!ずっと俺はお前と比較されてきた!!それでずっと陰口だったり、悪口、殴られたりも階段から突き落とされたりもした!!お前が俺に関わるから俺の人生は無茶苦茶なんだよ!」

「……っ」

「お前はなんでもできていいよな!人気者でいいよな!お金持ちでいいよな!俺は何にもできない、人気者じゃない嫌われ者だ!貧乏人だ!そんな俺とお前が幼馴染?馬鹿げてるだろ!なんでこんな奴を神様は選んだんだろうな?!本当に馬鹿げてるよ!だから俺はずっといじめられるんだよ!もうそれが疲れたんだよ!…ゲホッゲホッ…ウッ…」


思い出しただけでも吐き気がしてくる。


「…海斗……大丈夫…?」

「心配してくんなよ!その言葉も聞き飽きたんだよ!もう俺から離れてくれ!気持ち悪い…!」

「…嫌だよ」

「…は?」

「離れるつもりなんかないよ。だって未来のお嫁さんだもん。未来の旦那さんを心配して当然でしょ?別に僕のこと気持ち悪いと思ってくれていいよ。目障りだと思ってもいいよ。僕も反省してる。僕のせいで君が嫌な目にあったの。僕はいいと思ってやっていたことが、全然良くなかったことだったり。だからね…海斗?」

「は…なんだよお前……っ!」


突然琴音がキスをしてきた。

「ん…」

嘘だろ!こいつ舌を絡ませてきやがった!

「ん!んーん!ん!」(おい!お前!離れろ!)

「んー…」(やだ…)


何が嫌なんだよ!

そんなことが数十分も続いた後ようやく終わった。


「海斗…僕のこともう一回だけ好きになって?僕……"私"が海斗のことずっと守ってあげる。

今は嫌いでもいいよ?でもこれからどんどん私海斗が好きになっていくように頑張るから!」

「はぁー…はー…はー…」

「ふふっ、そんな場合じゃないようだね?可愛いね。そんな海斗も大好きだよ」


危うくあの世に行きそうだった…



作者コメント

なんか話ちゃんと繋がってる?全然繋がってない気がするんだけど。とりあえずおかしかったらコメントなどしてください!

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学校の王子様であるヤンデレ幼馴染が監禁してきました 白猫だいふく @shirodai

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