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概要
さまざまな人物の場面を切り取るSCENE…184
年越し直前の寂れた神社が、SNSのデマで最凶パワースポットに激変。
売れないイラストレーター兼・雇われ巫女の坂本美香は、承認欲求モンスター、伝統原理主義者、呪いに溺れる婚活女子、DXを叫ぶ企業戦士、自由すぎる外国人観光客という“地獄の参拝客”を一人で迎え撃つ。
神を信じない人間たちの欲望をいなし続けた果てに、彼女が拾い上げたのは、たった一枚の感謝の言葉――これは、不都合だらけの現代日本で「和心」を守り抜く巫女の、笑えて痛い年越し戦記である…
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