私の黒歴史と陽汰くん

 あれから約二十年後、

私がそろそろ三十歳になろうとしていたころ、

陽汰ひなたくんが亡くなった。


 私たち親戚一同は、

マスコミやそうでない人たちから追求されると、


「長い間付き合いがないので、何も知りません」


そうやって固く口をつぐんだ。

陽汰くんとは、本当にしばらく会ってなかったので、

どうしてあんなことになったのか、誰にもわからないからだ。


 でも、


「何で、あいつはあんなことをしでかしたんだ……?」


その父のひとりごとに対する答えを、私は持っているのかもしれない。


  🦈


  おわり


  🦈

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呪ってやる! 姉森 寧 @anemori_nei

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