第5話 それでも、物語はどこに立たせるのか
物語に、
主人公は必ずしも必要ではない。
主人公を欠いた物語も、
確かに成立する。
読者は世界を眺め、
出来事を理解し、
物語を読み終えることができる。
それでも、
物語に主人公を置くかどうかは、
最終的には選択の問題になる。
君が、
物語を「経験する側」に立つのか、
それとも「見る側」に立つのか。
主人公とは、
物語を単純にするための存在ではない。
読者を、
ある一つの視線へと導くための装置である。
私はその選択を、
主人公という装置のあり方から、
もう一度問い直したい。
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物語の役割――なぜ、主人公が必要なのか 残間 みゐる @shunnna0829
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