概要

私を殺した暗殺者が、今世では重すぎる忠犬(狂犬?)になって追ってきます
「これは仕事ですので。——どうか、恨まないでください」

 冷徹な声と共に、私の心臓を貫いた白刃。 ロシュフェルト公爵令嬢エルセリアは、国家反逆罪という無実の罪を着せられ、処刑の数日前に、誰にも知られることなく暗殺者の手によってその生涯を閉じた——はずだった。

「……私、生きてる?」

 目覚めると、まだ自分の姿が幼い。 二度目の人生、エルセリアは決意する。今世では、自分を裏切った婚約者から逃げて暗殺者にも殺されないようにし、平穏な自由を掴み取ってみせると。

 まずは逃亡資金を稼ぐため、彼女はお忍びで街へ出た。そこで偶然見つけたのは、泥の中で痛々しく蹲る、まだ幼い「彼」の姿だった。

(関わってはいけない。この人は、私を殺した人なのだから)

 そう怯えながらも、優しさを捨てきれないエル…続きを読む
  • 連載中47
  • 89,509文字
  • 更新
  • @bungei80

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