くっつける天才シマヅと割るだけの俺のあの頃

テスト勉強からの現実逃避で、ラーメンの油を一つにくっつける遊びに没頭していた友人シマヅ。その地味すぎる特技は、縁結びを皮切りについには地球の危機を背負うレベルまでに達し――

シマヅが凄い話なんです。すげえよシマヅ。なんでもくっつけるじゃん。半端ないよ。
でも、このお話の魅力はそのシマヅの特技だけでは無いんです。なんていったらいいのでしょうか。あの空気感です。

くだらなくてしょうもなくて、でもなんか思い返すと愛おしいあの頃の空気感。

たった2500字の掌編ですが、その空気感が良いのです。
しょうもない特技を持つ友人と、さらにしょうもないバディの俺。
2人がたどり着く、ちょっと切なくて爽やかなラストシーンまで駆け抜けて下さい。

シマヅ、俺はシマヅの事を怪しんでいる。