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概要
満州での七年にわたる人生紀行
ソ連との国境、東安で幸せに暮らしていた五人家族。昭和二十年八月九日、ソ連が宣戦布告し新京を攻撃して事態は一変した。満州電電東安放送局でアナウンサーをしていた石井栄は「ソ連の侵攻、日本国民の退避」を放送するためマイクを取った瞬間、停電して放送ができなかった。辺地の多くの開拓団には情報が行き渡らず取り残され、言葉では言い尽くせない悲惨な状況となった。五人の家族は東安最後となった列車で逃れる。掠奪や暴行の恐怖にさらされながら、一年半かけて日本にたどり着く。戦争の非常さと民間人の苦難を今に伝える。
音声で聞ける動画はユーチューブで
https://youtu.be/MdC6VagXKFc?si=cw-5Mz12BY8Z4O_9
音声で聞ける動画はユーチューブで
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