喉がきゅっと締め付けられる旅路。それは凄く大切な思い出と未来。

読んでいて直ぐに心を揺さぶられました。

話し手の過去が見えるに連れ、それは確信となり涙が溢れてきました。
ネタバレは伏せたい、皆に読んでほしいから。

ある少年との出会いで私は涙で滲んで文字が読めなくなりました。
続くカセットテープの物語では涙が一つ、二つと零れ落ちました。

鼻はグズグズ、目は熱い。

最後まで読みたいけど、上手く読めない。
その先の未来を見るのが怖い。けど目は止まらず追い続けた。


読んで良かった。
この話を読めて良かった。

本当にそう思う作品です。

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