「視界の端をなぞる」という表現が素敵すぎてもう…
- ★★★ Excellent!!!
主人公に芽生えた思いと決別のお話です。
彼女にまつわる情報が鮮明になり、かつて支えてくていた彼との記憶をなぞる場面に、情が揺さぶられました。
同じように、現実と未来と過去にまつわる描写も美しくそして儚く表現されています。
また、レモンの木が廃棄場や人工建造物に囲まれながらも咲いている様子には、爽やかさと共に力強さを感じました。
人工物に溢れる世界や、"レディ"が感傷に浸りながら想いを馳せる物語が好きな方に届いて欲しい作品です。