概要
最愛の兄妹を亡くした二人の傷の舐め合い
妹を亡くした大学生・岸悠生は、止まった時間の中で届かないメールを送り続けていた。
亡き妹が生前決めていたメールアドレスは、今は誰のものでもない——はずだった。
ある日、いつものように失敗するはずのメールを送ると送信が完了される。動揺を治まらない中、返ってきたのは、
「お兄ちゃんなの?」
亡き妹が生前決めていたメールアドレスは、今は誰のものでもない——はずだった。
ある日、いつものように失敗するはずのメールを送ると送信が完了される。動揺を治まらない中、返ってきたのは、
「お兄ちゃんなの?」
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