世界観・能力・心理・関係性が全部一本のテーマ


読み味としては 「魔法少女(魔女)×国家陰謀×逃避行」

芯にあるのはずっと “普通でいたい”と“生き延びなきゃ”の衝突 で、そこが一番刺さりました。

ラストで平が、眠る昴に手を伸ばすところ。

戦いの後に「救いの会話」をしないで、
ただ同じ部屋で、同じ温度を確かめる。
ここに二人の関係の本質が出ているなーと。

星のような人。どうか、手の届かない人にならないで。

この一行、恋愛にも見えるし、依存にも見えるし、同志にも見える。
曖昧さが強さになってる感じが好きです!