作家なら一度は感じる夢と現実の狭間
- ★★★ Excellent!!!
これは大作を書き切った事で燃え尽きたと感じた作家が、夢の力を借りて再起する物語。
私としても、この物語の主人公に、共感するしかありません。
何故って、実は私も自分が観た夢を、作品にした経験があるから。
いえ。
これは作家なら誰でも一度は、似た様な経験をした事があるのではと感じております。
その時点で私達は、この物語の主人公に共感するしかありません。
「どうか、頑張って。
今書いているその物語は、きっと傑作に昇華されるから」――と。
今この物語は、夢からユメに形を変え、作家達の心を揺さぶる。
これは、きっと、そんな物語。