第3話 能力説明とチートと女神様との、O☆HA☆NA☆SI☆
やぁ皆、お休みなさい。
ここは俺の夢の世界。ここではメタ発言だろうがなんだろうが許される場所だ。不貞寝する前に俺が転生した『ルナ・エリュシオン』の能力の説明等をしてなかったのでここで済ませようと思う。
では、どうぞ!
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名前は ルナ・エリュシオン(長いので以後はルナと呼ぶ)
容姿としては、腰まで届く銀髪で右眼が金色、左眼が銀色で、身長180センチ程の長身美女。
種族は、エルフ。100歳ぐらい。
原作設定では、原作主人公に頼まれ師匠になった。
戦いに関するトラウマを持っており、その為戦いには参加しない。
作中最強でトラウマさえなければ裏ボスより強い。
能力としては、
『豪力無双(オーバーモード)』『俊足無双(マスターモード)』『絶対切断(メダ◯ャリバー)』『分身(予◯ガタガタキリバ)』
の4つ。
豪力無双、俊足無双は共に姿が変わる能力で、豪力無双は重厚な見た目になり力が全体的に上がり、俊足無双は軽薄な見た目になり速さが全体的に上がる。
絶対切断は空間すら切れる能力で、只々切れ味が高いがために空間すら切れるようになった能力みたい、更に行きたい場所を思い浮かべながら切るとそこに繋がるらしい。思いを形にする能力を持つみたい。
分身は一人につき最大50体まで増やすことができ、自律行動可能。と名前の割にヤベーイ能力である。
どの能力もチートで草。
「それはそうと....あの女神と
O☆HA☆NA☆SI☆、しないとね!」
というわけで、さっそく夢から覚めて、絶対切断使って空間を切り天界に繋げる。
さぁ!あの女神とお話しようか。互いに有意義な話し合いになるといいな!
そんなことを思いながら、俺は先程切り裂いた空間に飛び込んだ。
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・天界
「ふーふふふん~。今日は何しようかな~ん?」
よぉ、久し振りぃ〜(邪悪な笑み)
「ぴゃわー!!なっなっなんでいるんですか!?」
「あんた、俺の転生先間違えたろ」
「っすー......な、なんのことやら?わ、私はちゃんと転生させました、よ??ホントですよ?」
どうやらこの駄女神は誤魔化すつもり満々らしい。やりたくなかったが.....少し理解(わか)らせ
るか。
というわけで、俊足無双(マスターモード)で一瞬で近づき更に眼前で豪力無双(オーバーモード)に切り替え駄女神の後ろの壁をぶん殴る。この時女神の顔面スレスレで壁を殴り、さらに手加減も忘れない(壁を砕かないとは言ってない)。直感だが本気で殴ったらここら辺が吹き飛ぶ気がする。
ちなみに駄女神からしたら、気づいたら俺が自分の顔面スレスレで壁を殴ってるように見えるだろう。
「ん?なんて?俺、耳悪くってさ、もう1回言ってくれる?」
ばっ!!
「す、すいませんでしたー!!ホントわざとじゃないんです!何卒、何卒御慈悲をー!!」
女神とは思えない見事な土下座、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
「宜しい。で?転生し直せるの?」
「え、えーと、ですね。で、出来ません。そ、その身体で生きていただくしかありません、ね(ガタガタ)」
転生し直すことはできないらしい。
「マジかー。はぁ、じゃあさ、どう落とし前つけんの?」
「お、落とし前?」
「俺、悪役貴族に転生したいって言ったじゃん?なのに転生したのはこの身体。加えて転生もやり直せないときた。どうすんの?ん?」
「ひっ!あ、え、えと、の、能力!能力を差し上げます!『破壊と創造』の能力を差し上げますのでぇ、ど、どうかお許しくださいぃ!」
「破壊と創造?」
何それ、原作にそんな能力出てないぞ?
「は、はい。瞬時に目の前のものを破壊したり、修復したり、ものを作ったりする能力です!」
すごい能力だな、でもデメリット重そう。
「ふ~ん、デメリットは?」
「デ、デメリットは本人の技量次第で能力の強さが変わるとこです。」
それ以外ないのか?だとしたらかなりヤバい能力だな。......持っといて損はないはず。
「良いね!気に入った。今回はこれで許すけど、次同じ様なことしたら...わかってるよね?」
「は、はい!気おつけます!!今回は本当にすいませんでした!これさっき言ってた能力です!」
「ありがとう」
この駄女神にはちゃんと次は無いと忠告したし、能力もちゃんと貰ったので今日は帰るとしよう。
俺は来たときと同じように絶対切断で空間を切り裂いて現世に繋げて飛び込んだ。
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補足。
絶対切断は使い分けができ、切るだけなら能力だけでいいですが、思いを形にする能力を使うときはちゃんと能力で剣を出さないといけません。
剣は日本刀の形をしています。
俺が転生したいのは悪役貴族であって裏ボスより強いTS師匠じゃない! 亜紀 @tanatosumesaia
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