短文ながらもじわじわと恐怖が迫りくる感覚。今や日常に溢れる素材を題材にすることでより身近に感じることができて没入感を誘う。動機はどうあれ誰でも取りうる何気ない行動からの展開にリアリティがあり、読み進むにつれてどんどん深みにはまっていく。心理描写や背景説明のバランスが絶妙で、ホラーにありがちな後味の悪さを全く感じさせない読後感。次回作に期待を持たせてくれるラストに続編を熱烈に希望してしまいます。
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通知42件。ID末尾の42。402号室。読み終えてから数字を辿り直すと、最初から答えは提示されていた。DMの文章が段階的に崩れていく視覚演出、「ブン」という通知音の反復が、日常の侵食をじわじわと…続きを読む
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タイトル通りの「拡散希望」から始まる本作品は、非常に良質な短編ホラーだ読み進めるごとに、日常がじわじわと侵蝕されていく恐怖が足元から迫り上がってくるようで、文章力も高く読みやすいタイトルや伏線も…続きを読む
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