吹けぬなら、叩いて魅せよう、吹奏楽!

その学校の吹奏楽部の部員は、僅か5人。
そして、全員が(一部を除いて)吹かずに奏でて楽しむ楽器群、『打楽器』こと『パーカッション』パートの担当。
前の顧問が引き起こしたあまりにも酷い不祥事によって崩壊していった吹奏楽部に残された彼らは、まさに無人島に暮らす生存者たちのようでした。

絶望的な状況の中でも、自分たちの音色をより高めるべく奮戦する、強烈な個性を持つ面々たち。
彼らが目指したのは、全国への切符も手に入るかもしれない、吹奏楽の大会。
しかし、残酷な運命は、そんな彼らの希望も打ち砕こうとしてしまいます。

ですが、それでも彼らは諦めません。
5人が出会うのは、途轍もない個性や難易度を誇る、腕や足で奏でる『打楽器』の数々。
そして、いつの間にやら様々な方面から注目し始める人々。

管楽器や弦楽器ばかりじゃない。打楽器だって『音楽』の重要なパズルのピース。
そんな誇りを胸にした彼らの青春は、果たしてどのような結末へ向かうのか?

どこか切なくも熱い音色が、皆様の心に鳴り響くでしょう。

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