圧倒的な孤独とスケール感

救いのない宇宙の終わりから、かすかな“関係性”の芽が生まれる直前までを描いた、とても完成度の高いプロローグを見て思わずレビューを先に！

派手な感情表現はないのに、
・孤独
・喪失
・役割を終えた存在の行き場のなさ
が、じわじわと心に染み込んできます。

SFとしても、神話的ファンタジーとしても、そして「再生の物語」の入り口としても、とても強い一篇でした。
この先、彼女が「守る存在」ではなく「誰かに見つけられる存在」になるのかどうか、、続きを自然と読みたくなる！！