概要

他人に尽くすほど、私の寿命は削られていた。
35歳、フリーランスデザイナーの藤崎メイは、断れない性格のせいで人生が詰んでいた。

深夜2時の無償修正、友人からの「親友価格」という名の搾取、実家への仕送り——。貯金はゼロ。精神は限界。ある夜、コンビニのATMで残高を確認しようとした彼女が目にしたのは、信じられない表示だった。

【徳(Virtue)残高:288時間(12日間)】

通帳には、見覚えのない取引履歴がびっしり。「深夜対応 -96時間」「母親送金 -72時間」——すべてマイナスだ。
  • 完結済1
  • 4,012文字
  • 更新
  • @mi33x

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