構成がよい

 1エピソードはみじかくなるが、日にちごとにエピソードを区切り、「それ」と主人公と猫の変化を少しづつ臨場感をもって見せている。
 「それ」が、主人公が、猫がどうなるのか、ドキドキしながら読めた。
 ラストも予想を裏切るものでありながら、実に自然で納得できるものであった。
 淡々とした文章もよく作品にあっている。
 「それ」にまつわる奇妙な話。
 ぜひぜひ、ご一読あれ。

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