生クリームの軌跡

みぃ

とけあう こころ



いつか 感じたこころの奥の

わだかまりは

いま はらはらと とけてゆく

それは Coffeeカップに

静かに注がれた

生クリーム

渦を巻いて 綺麗なカタチを描き

深い ブラウンの中に

やさしく 混ざりあい

含まれてゆくよ


この安堵に満ちた

2人の距離は 

まだ 遠いけれど


いつかあなたも  

同じように

思ってくれるのかな

 

あなたはまだ

戸惑いと 

ぎこちない 笑顔を

ボクに向ける

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

生クリームの軌跡 みぃ @miwa-masa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ