かの『アカシック・レコード』のデータを翻訳するAI『アークス』により、どんな謎もどんどん解明されていく未来。アークスは『世界未知残量』をゼロにすべく、謎を解析し続けたのだが……。世界には、常に新しい謎が生まれ続けている。それはきっと、人間によって生まれるものなのだろう。『謎』を認識しているのは、他ならぬ人間なのだから。それでもアークスは、己の使命を全うしようとし続けた。命令に従う、AIとはそのようなものだから。わからないことが何もない、それは一体どんな世界なのか。未知のない世界という未知の世界、のぞいてみませんか。
これまで人類は新事実を解明するため、様々なことを考え出してきました。 だって知らないより、知っているほうが良さそうですもんね。「未知」とは怖いもの。 世の中から暗がりをなくし、明るみに晒すために。 その極致――――未知が皆無となったらどうなるのか。 短いストーリーの中で、炙り出される本質。 すぐ読めますのでご一読を。
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