偽りの優等生はわたしの心を弄ぶ

学年トップの月島愛莉亜のことが嫌いだった。
勉強しか取り柄がないわたしと違って顔は整っていて人望があるだけでも妬ましかったのに、おまけにわたしにマウントしてくるし、嫌いな要素を挙げたらキリが無い。
ムカつきはするが、彼女にテストで勝つために彼女の勉強法を聞き出すことにした。それなのに、足を舐めさせたりキスをされたり、なぜか全然関係ないことばかりすることになってしまう。
苛立ちながらも彼女との距離感が縮まり、だんだん気を許せるようになっていったある日、彼女のパパ活の現場を目撃してしまうことに。月島のことは嫌いだけど、だからと言って彼女が退学になるのも嫌だった。
そんなわたしができることは彼女をお金で買うこと、そしてたっぷり愛すること……