認知症の祖母との思い出をつづる一編。蜜柑。シャンデリア。あたたかみのある言葉とたどっていく記憶。最後の一文にじんわりときました。オススメです!
じっくりと読める、文章の途中でふと立ち止まって振り返りたくなる、そんな小説が好き。自分もそういうのを書きたい。
歳をとるということ。それは、大事だったはずの記憶も、忘れてしまうことでもあります。大人になればそれは、そういうものだと理解できるものでございますが、子供の頃にそういった方、ましてそれが大事…続きを読む
甘えたいからこそ鬱陶しく感じたり、理解して欲しいからこそ責めてしまったり。心と言葉と感情とは、なかなか厄介なものですね。悲しい時にああ私は悲しいなんて悲しいんだとわんわん泣けたなら、いっそ楽なの…続きを読む
面白い
もっと見る