概要
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瀑布彩子は、ベテランの遺体衛生保全士であり、二児の母親だった。老人ホームで無くなった御遺体のエンバーミングから始まるサスペンス。肺と横隔膜の間からマイクロSDが見つかる。その中には、若かりし頃の夫の写真。夫との出会いは――両親の離婚、受験の失敗で絶望し、自殺をしようとした時に声を掛けてきた市役所の職員だった。だが、神戸淡路大震災の日に起きた殺人事件と繋がってしまう・・・。神戸市を舞台としたサイコサスペンス。子供を誘拐され、犯人の要求に従った夫は行方不明。事件の真相は、思いもよらぬ展開へと繋がっていく。
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