段落の一字下げや一話ごとの文字数などweb小説の基本的な技術はもちろん、承認欲求(※作中ではこんな強い表現は使用されていないが)や悪意ある意見との向き合い方など、創作をしていたら万人の前を塞ぐであろう問題との適切な距離の取り方などメンタル面までカバーした指南書。
根拠を提示しつつ、時には自身の体験をまじえて、なぜそういった状態に陥っているかが優しい言葉で冷静にひとつひとつ説明されているので、現在創作関係の悩みを抱えている人はもちろん、特に悩みを抱えていない人にも転ばぬ先の杖としておすすめしたい。
きっとここに書かれていることはすべて、創作を続けていくために必要なことであり、創作者へのエールだろう。
道しるべのように行く先を照らしてもくれる休憩所に、ぜひお立ち寄りください。
最初は、ただ「技術」を知りたかっただけでした。
段落の字下げや適切な改行。読者にストレスを与えないための視覚的な技術。それを学ぶために開いたはずのこのページが、まさかこれほどまでに私の心を深く、静かに救ってくれる場所になるとは思ってもみませんでした。
私はもともと、SNSなどの交流がそれほど得意ではありません。
人と争うことも、誰かと競うことも苦手で、画面の向こう側にある「文字」に秘められた感情に、どうしても過敏に反応してしまいます。
本来、そこには悪意などないのかもしれない。
けれど、自分の心の合わせ鏡のように映し出される言葉たちが、ザクザクと胸を傷つけていく。
伸びないPV、他人との比較、気持ちをざわつかせるコメント――。
それらが積み重なり、心が磨耗してしまったとき。私に残された道は、ただこの場所から静かに立ち去ることだけだと思っていました。
そんな、折れかけていた心に一番響いたのは、技術的な解説の合間に随所に散りばめられた「技術のことであって、その人間を否定することではない」という温かな眼差しでした。
「知らないことは、恥ずかしいことではない」
「お作法は誰かを縛るルールではなく、書く人と読む人が楽になるための『優しさ』である」
その考え方に触れた瞬間、張り詰めていた糸がふっと緩み、驚くほど心が軽くなりました。
今まで自分を縛る「壁」だと思っていたルールが、実は自分を守り、読者と手を繋ぐための「手すり」のようなものだったのだと気づかされたからです。
この創作論は、単なるテクニック集ではありません。
「自分は何のために、ここで小説を書き始めたのか」
そんな原点に、もう一度立ち返らせてくれる力を持っています。
もし今、私と同じように、数字や他人の視線に疲れて「書くこと」が苦しくなっている方がいたら、ぜひこの場所を訪れてみてください。
ここは、技術を学ぶ場所であると同時に、荒れた呼吸を整えるための、穏やかな避難所でもあります。
これからも執筆に迷ったり、心がざわついたりしたときは、この温かな場所へ帰ってこようと思います。
書き続ける勇気を、本当にありがとうございました。
私はこの作品を、読ませて頂き、
自分が変わりました。
変わったと言っても、書くジャンルを突然変えるとか、書き方を変更するとか、そんな大雑把なものではなく、
ただ、
"書く理由" を教えて下さりました。
なぜ書くのか、
どうして、カクヨムを続けるのか、
そういった悩みを一気に飛ばしてくれます。
素晴らしい作品です✨️
ただ自分が変わる為の答えを書いているのではなく、
答えに行き着くためのヒントを書いてくださっている。
そんな感じです!
自分が変わった…。
ではなく、"戻った" ですかね。
カクヨムを始める時のワクワク、
始めて反応を貰った喜び、
と言う気持ちが戻ったような気がします!
京野薫先生は、カクヨムコン10のホラー部門で特別賞をもぎ取った、才能あふれる作家様です。
その京野先生が、ご自身の体験と、脳科学の知識をもとに、書けなくなる状況をパターン分けしながら、その状況に陥る理由と効果的な解決法を書いてくださっております。
そう書くと、「小難しいの?」 と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
そこに描かれているのは、悩み、苦しみ、それを乗り越えた、京野薫という一人の女性の体験をもとにした、新人から中堅物書きへの、やさしさあふれるエールなのです。
簡易な文章で、適切な情報を、優しさのみで伝える。
それも、惜しげもなく。
とにかく、分析力がすごい! 過去の自分を客観視し、その対応策を分析し直すなんて本当に生半可でできることではないのです。
そして、そのノウハウを惜しげもなく公開する。
天使とか女神とかでしょうか。
何とかして、累計ランキング20位くらいには入れたい!
私がそう思う創作論です
一回でいいから読んでみて! 特に二部! そして星を入れて!
これは、カクヨムの創作論カテに残すべき、珠玉の創作論です。