確かに変奏曲！　死神のルールと村人の、命をめぐる追いかけっこ

小学生の修司はある日、不思議な少年陸斗と出会う。彼は子供の遊びのようなルールで死ぬ者を選別する死神だった。
成長し陸斗と再会した修司は、ある村で起こる事件の調査に協力するよう陸斗に依頼される。

それは、死神のルールを使った殺人だった。

一体だれが犯人なのか。

ルールを見破られるたびに、村人の誰かが命を奪われる。
次々と死神のルールを変えながら、修司と陸斗は村人の誰が犯人なのかを探ります。

死神と青年の友情も絡んだ、ホラーテイストミステリー。
だんだん死神を応援せずにはいられなくなってきます。

さあ次はどんなルール？
死神の鎌は誰に振り下ろされるのか？
犯人の目的は？

姿の見えない相手に謎は深まるばかりです。
この結末から目が離せません。

死神という存在の定義にも考えさせられる作品です。
ちょっと不思議な物語がお好きな方にぜひ！