静かでミステリアスな雰囲気の漂う話

歴史あるネクロポリスを管理する「月桂樹の家」と呼ばれる一族。人々は彼らを敬い、困りごとがあれば依頼という形で相談する。

主人公がこの「家」の青年ということで、持ち込まれた依頼を解決することを目的に物語は進んでいきます。
墓守、夜、ランタン、番犬と素敵要素がたっぷり詰まっていることもそうですが、物語全体から漂う静かでミステリアスな雰囲気がとても良い。ほんの少し含まれたファンタジーはこの物語の持つ魅力を引き立ててくれています。

ミステリアスな空気に包まれた青年達の物語、是非ご一読ください。