トンネル

 投稿者:二年A組 白崎龍翔


 これは、オレが、去年の冬に、ツレや中間と胆試きもだめしして、体験した、本当にあった実話である。


 その日、オレは、中間の吉井と、ツレのンボと、カナちゃんと、マルケー前でたまっていたら、とつぜんンボのスマホがなり、原先輩からの雷話だった。


 「いまトンネルおるから来い」と、言われ、「マジダルイ」と吉井も言っていたが、原先輩は清神的にコワイので、行くことにした。


 オレも、吉井も、カナちゃんも、トンネルがどこかは知らなかったので、知っているンボの原チャについていった。


 トンネルは包里かのさとの団地の横の用水の横のガケの下を通っていた。オレは一回くらいしか通ったことはない。


 つくともう先輩のフーガが止まってて、「おい、お前ら、胆試しするぞ」と、言って、トンネルに入った。


 先輩は女ずれで、背が高くてめっちゃ美人だった。


 スマホで昭らしても、思っていたより長くて、出口は、まるで、見えないように見えた。


 「ぜんぜんこわくねー」と、いったンボが肩パンされてたけど、オレと吉井もぶっちゃけしらけていた。


 先輩の彼女が、先輩の耳本で耳打ちして、マジで一生見せつけてきてて、吉井が切れかけてた。


 途中で先輩が、「おい、お前ら、止まれ」と言われて止まった。


 そこにはドアがあった。


 「中にラクガキがあって、見ると、見たやつは神カクシはやく帰りてーからやろう」と、吉井がこっそり、オレと、ンボに言って、ンボが入った。


 先輩が中のンボと雷話している時に、吉井が「カナちゃんがおらん」と言って、出口に探しに行った。


 カナちゃんは先輩がガチでキライなので、トンネルに入るときに帰ったのかもしれなかったが、吉井はカナちゃんが、好きだと思うので、探しに行ったのだと思う。


 先輩が切れるかと思ったが、先輩は、「あいつ雷話切りやがった」と、ンボに切れてた。


 先輩は、「おら! 山口コラ!」と、ドアを、ガンガンけって入っていったので、オレは、先輩の巨乳の彼女と二人きりになったと思って、すこしドキドキしたが、彼女はいなかったので、一人だった。


 一人だけでは、さすがに暗いし、外に出ようと思って、原チャに行ったら、いつのまに吉井もいなかった。


 オレは、「もしかしてオレをビビらさせようとしてやってんな」と、思い、切れぎみで少しコールして、フルスピードマッハで、トンネルを通って帰ろうとした。


 その時だった!


 原チャ(ディオZX)が、エンストした!


 ガスケツではない。


 はじめてだったので、少しパニックって、でもいいやと思い、押して行こうとした。


 その時である!!


 「おーい」と、ンボの声がした。


 しかもすぐ後ろから!


 ガチで、二ケツしてる時くらい、ありえん近さだった。


 しかし、オレは、直咸的に、(ちがう)と思い、しかとした。


 ンボは、まじでバカだけど、こんなことはしないと思ったし、いつもと声がちがったし、 しかも、同じくらいの近さから、大雨の日のスニーカーを、踏みしめるような、グジュグジュいう音が聞こえてたし(その日は雨じゃない)、バックミラーに、なぜかおじぞうさんみたいのがうつってて、あれはンボじゃないと思って、走って出た。


 これはコワイと思う。


 トンネル出て、もう一回エンジンかけたら、かかったので、帰って、吉井に、「おめーまじどこおんの?」てメッセしたら「カナちゃん帰ったからオレも帰る」てきてて、先輩が切れるかもと思ったが、ンボに、「ごめんけど帰るわ」っておくって、帰った。


 ンボから返信がなくて、学校で、練習終わったあとに、吉井に聞いたら、「カナちゃん返信ない」って、ガチへこみしてたので、なぐさめてたら、村上ちゃんが、「指導室来なさい」って言われて、二人で行った。


 ンボが、入院したらしいと、聞かせられた。


 「先輩にボコられたんじゃねーの」って、吉井が言ったので、オレは、「悪かったな」と思った。


 そのあとも、カナちゃんはもう来なくなって、吉井はちょっと泣いてた。


 吉井は、めったに泣かないので、吉井が泣くのを見たのは、吉井のねーちゃんが入院した時と結昏した時だけだったので、オレは、おどろいて、「先輩のせいだからいつかボコったろう」と、約束した。


 「次見たら、フーガのプレート折って、パンクもさせたろう」と、約束した。


 ンボのおみまいに、村上ちゃんに命令されて、吉井と行った。


 ンボは、あの日、ラクガキを見に行って、本当に見たはずだが、気を失なって、おぼえてないらしい。


 中は、せまくて、漢字だけど漢字じゃないみたいな、変なラクガキがあったらしい。


 オレは、それは、ボン字じゃないかと思う。太鼓の先輩が、ボン字のタトウーを入れていたので、知っている。


 そこに、だれかがすでにいたような気がして、ビビった僢間にゆっくり気絶したらしい。


 その時先輩が来て、なんかどなっていたが、切れてたとかじゃなくて、「先輩がどこかに雷話して、助けてくれた」と、言っていた。


 オレは、ンボに、「お前、おーいって言ったか?」と、聞いたが、言っていないと言っていた。


 やはり、あれは、ンボではなかったのだ!


 その後、おどろくべきことがあった。


 原先輩が、頭ボウズにして、修行に行ったらしい。


 オレは、ゼッタイ先輩のシゴトやコワイ人たちとの、関係をブッチするためのフカシだと思っているが、先輩は、シゴトも全部やめて、超能力をもともと持ってたらしくて、山で修行すると言っていたらしい。


 「いままでいじってごめんと」ンボに言ったらしい。


 フーガは、ンボがもらって、免許取ったら乗ると、言っていた。


 それを知らずに、タイヤにクギ刺してしまったので、マジですまないことをしたと思う。


 カナちゃんは、もうつるまなくなってしまったので、吉井は、かわいそうだが、オレたちが、いつもいるので、もう大丈夫だと思う。


 先輩の、彼女は、あのあと会っていないが、美人だったが、オレには、好きな人がいるので、その人のほうが、一〇〇パーかわいいと思う。


 その人は、怪談が好きなので、読んでほしくて、書いている。


 これが、オレの体験した、真実の怪談である。


 ほかにも、恐い話がめっちゃあるので、よかったら、聞きにきてください。




 ====================

 7-02


 彼はどうやって入試を突破したのか


 ↑たぶん和太鼓の推薦じゃないかな 名前聞いたことある

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る