バット女
投稿者:1年B組 小柴莉子
友達から聞いた話で、いわゆる都市伝説というやつだとおもいます。
行ったことないけど榊津の神社の前を左に折れて、お地蔵さんがあるあたりで、野球の素振りの音が聞こえるそうです。
どこの家にもそれらしい人影はないというのが不思議なところです。
ただ、そこで一〇秒以上立ち止まってその音を聞いてしまうと、白いワンピースを着て金属バットを持った身長二メートル以上の女が後ろから追いかけてきて、追いつかれると撲殺されるそうです(←コワイ。
生き延びる方法は、その女より速く走って一キロほどの田んぼ道を端まで突っ切って隣町まで逃げ込むか、目を合わせて容姿を褒めることだといいます。(そんなに走れない。ふつうムリ)
嘘でもめちゃくちゃにベタ褒めしまくることが肝心で、しばらく褒めちぎると女は満足して帰っていくらしいです。(←ちょっとかわいい。
ここで注意しなければいけないのは、言ってはいけないことがあることです。
それは、「身長を褒める」こととセクハラ的なことです。
女に「背が高い」とか言ってしまうと、逆に激怒させて殺されてしまうということです。
何年も前のことですがそれをしてしまって、女に連れ去られて翌朝に田んぼにカカシのようにはりつけにされて死んだ他校の男子がいたそうです。
その男子は頭がボコボコに潰されていたといいます。
何でそんなことをするのかというと、この女の人は、もともと高校野球をやっていて、女子なのにチームで一番背が高くて野球も上手かったそうです。
アメリカに野球留学に行ったり、将来は有名な大学か、ひょっとしたらプロに行くんじゃないかとも言われていたのですが、それに嫉妬した男子部員たちにひどいことされて、病んで野球をやめてしまい自殺したのだといいます。
で、幽霊となった女はいまでも素振りをしながら、通りがかった学生を無差別に殺そうとしているそうです。(←男子だけじゃなくて女子もアウトなの納得いかねー!
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ボツって言われたけど入れちゃう
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