純粋さと現実が交錯する、唯一無二のブラックユーモア劇
- ★★★ Excellent!!!
幼い白雪ちゃんの「純粋すぎる危うさ」と、周囲の大人達が抱える現実が絶妙に交差していく本作は、ただのコメディでは収まりきらない深みがあります。
園のおゆうぎ会、ショッピングモール、家庭内の日常……どのシーンも一見ほのぼのしているのに、どこかヒリついた空気が漂い、読者の心をつかんで離しません。
白雪ちゃんの無邪気ゆえのトラブルメーカーっぷり、母・須美さんの強烈なキャラ、そして父・新羽さんの報われなさがもたらす笑いと切なさ。
このバランス感覚が本当に絶妙で、「こんな展開読めないって!」と何度も声が出ました。
特に、子どもの可愛さと危うさを同時に描ける作風は、作者さま独特のセンスが光るオンリーワン作品だと強く感じます。
笑えて、ちょっと怖くて、でもどこか愛しくて忘れられない。
ブラックユーモアが好きな方には確実に刺さる、強くオススメしたい一作です!