綺麗な言葉が心に滲みます

安楽死をテーマにしたこの作品。
とても美しい文体で、存在の有り様も生き生きと描かれています。

しかし、忘れてはいけない!
この話は、安楽死がテーマ。

安楽死の現場は決して『綺麗』な世界ではありません。

悩ましい生活との葛藤
介護の一つ一つに擦り減らされる心

それらを乗り越えても、自答し続けなければならない、永遠の命題。

それらの苦悩に暖かく綺麗な言葉で道標を提示してくれる作者。

素敵な作品に感謝と賛辞を

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