衝撃的なラストが待ち受ける意欲的な短編です

全3話、1万文字に満たない作品です。

七海(29歳)と佑真(32歳)、付き合って3年、同棲を始めて1年ほどの二人の物語は喧嘩から始まります。
きっかけは七海のひと言でした。
それに対する佑真の言葉は? 本音が見え隠れして、きっと多くの方が「こいつ、何考えているんだ」と思うに違いありません。

喧嘩の果て、逃げるように家を飛び出した佑真はいきつけの映画館で、とある映画を見ます。それは二人にとって大切な作品でした。
ようやく踏ん切りがつき、意を決した佑真は帰宅します。ここまでが第1話と第2話です。

そして最終話です。心して第3話を読んでください。

佑真は電話している七海の声を聞いて、愕然とするのです。
まるで映画のワンシーンのようにも感じられるでしょう。
そして、電話を切った後に呟く七海の言葉で打ちのめされるでしょう。
その理由とは?

是非とも本作を読んで結末を確かめてください。必読ですよ。

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