彼の名は、アルバロ。血と火薬の匂いをまとい、破滅をもたらす悪いオトコ

アルバロ・デ・モリーナ

彼は何も持っていなかった

あるのは、おのれの身ひとつ
知力と、決断力、そして、おそろしいほどの野望だけ――

彼は欲した

名誉を
地位を
財産を
……兄の妻の愛を

時は、大航海時代
海の向こうに、アルバロの欲望すべてを叶えてくれる場所があった

新大陸である
そこには、熟れたひとつの王国があった

これは、ひとりの大悪党が
黄金の王国で、石の冠をかぶるまでの物語

銃弾に血が流れ、肉が散る
架空の歴史絵巻にして、この現実感!

征服者、アルバロ・デ・モリーナの冒険
ぜひご一読を!