開けてはいけないと言われても……

 学校が舞台となっているお話です。
 誰にも使われていない廊下端に置かれているロッカーには張り紙が張られています。
 
 「絶対に開けてはいけません。」

 この文字を見た主人公の蓮くんのクラスメイトはロッカーを開けようとします。
 その際、担任の先生が現れるのですが、普段温厚な先生は人が変わったように生徒たちにきつく当たります。

 驚きつつも、ますますロッカーの謎が気になる生徒たち。
 
 担任の口から出た言葉は「連れていかれる前に」。

 翌日、蓮くんが教室に入ると教室は騒然としていて……。

 してはいけないと言われたら、それがしたくなる。
 誰しもその経験があると思います。

 このカリギュラ効果につき動かれたクラスメイトと蓮くんの結末は、ぜひその目で確かめてみてください。

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