これはもはや映画だ!! 絶対読んで!!!

大東亜戦争における、マレー戦争。
当時の日本軍は、食糧は携帯せず、占領した場所から奪うという手段を用いていたのだそうです。だので常に、飢えとの戦いだったと、聞いております……。



マクラが長くなりました。


主人公は、K県Y市にある港近くの公園で、イベント設営の日雇いバイトをしにきておりました。

昼食にカレーでも食べようと思うと、イスマイルというベジタリアンのマレーシア人と知り合い、
主人公がカレーを食べているのを見ると
とあるスパイスを薦めてくれました。それを大量にふりかけ、腹にかっこむ主人公……。
すると意識が遠のいていき……





やがて主人公を囲んでいたのは、イベントにやってきたコスプレイヤーなのか
日本兵の格好をした人たちでした。

またもや、主人公がカレーを食べているのを見ると興味津々で、
主人公がふりかけたスパイスは「ナツメグ」であることを教えてくれます。

彼らは、従軍している薬剤師を待っている最中らしいのですが、
気がつけばみんなして、

ナツメグをふりかけたカレーライスをいただいておりました。
これは夢か幻か……

日本兵の一人は言います。
「マレーシアで食べたカレーは、肉がたくさん入っていて美味かった!」




……やがて、病院で目が覚める主人公。どうやらナツメグの食べ過ぎで意識を失っていたそうです。
とすると……やはり先ほどの日本兵たちは幻だったことに……。




まあ、幻なのですが、やはり何か変です。


常にしょくに難儀していた日本兵。
なのになぜ、カレーライスが食べられたのか?

それも「肉がたくさん入ったカレーライス」を……。



この謎を解き明かすために主人公は調査をしてみることに……すると、
待っていた結末は、なんとも優しい、暖かかく、そして……スパイスの効いた出来事にございました。



これはもはや、映画ですよ皆さん!!!

よくこれを一万文字にまとめた!! 




これ、騙されたと思ってぜひ読んでほしい!! 絶対保証します!!



ご一読を!!