概要
「この列車に乗るのよ、カイト。また春になれば、会えるじゃない」
零細な簡易軌道でも、私達にとっては外の世界につながる、頼もしい存在だった。
でも、今日を最後に次は、春が来るまで列車の運行はない。その最後の日に合わせて、カイトは私に会いに来てくれたのだった。
「この列車に乗るのよ、カイト。また春になれば、会えるじゃない」
吹雪に覆われた辺りの風景のように真っ白になった頭で、泣き出したいのを必死でこらえて、私は強く言った。
【完結】メトロポリタン・ストーリーズ 【SF掌編集】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890611611
でも、今日を最後に次は、春が来るまで列車の運行はない。その最後の日に合わせて、カイトは私に会いに来てくれたのだった。
「この列車に乗るのよ、カイト。また春になれば、会えるじゃない」
吹雪に覆われた辺りの風景のように真っ白になった頭で、泣き出したいのを必死でこらえて、私は強く言った。
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