「アイツがいるから……!」 ―――お互いに、そう思っていた。

いつも隣にいるアイツ。
アイツはいつも、自分の一歩先を歩いている。

正直言えば、誰よりの努力を重ねるアイツが煙たくて仕方がない。自分がいくら努力を重ねても、涼しい顔でその先を行くアイツの存在がウザくて仕方がない。

アイツにだけは負けたくない。何故なら、自分は誰よりもアイツを尊敬しているから―――!


一番傍にいるのに、一番遠くにいる二人。

「アイツがいるから、此処まで来れたんだ」

そう思えた時、二人の心が交差する。

心を揺さぶる、刹那の青春物語!

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