＜第一章試し読み＞テレパス少年のエピローグ

しかし――物語は終わっていなかった。
超能力者が五十万人に一人生まれる日本で、テレパシー能力者の九十九誠一が死んだ。同じ葦原高校三年Ａ組だった芹沢澪は彼の自殺を悲しみ、どうにか受け入れるが、それを機にクラスメイトたちが恐ろしい体験をするようになる。霊の怒り、担任教師の失踪、親友が遭った事件、死の真相。

きっと「あっ」と言う結末を迎える、
ジュブナイル×超能力×霊×スリラー！