熊被害について、いろいろ考えさせられる作品でした。
まず、序盤に行方不明者が何人もいることを知らされることになります。
ここまで同じところで行方不明者が出るということは何か関連性がありそうだと思っていたところ、第4話から飯田隆という男に焦点を当てた三人称の物語に変わります。
彼は郷土史研究学部というところに所属していて、研究のために春日徹という親友とある神社へフィールドワークをしに行きます。
そして二人はそこで不穏な体験を次々とすることになる……。
断片的に語られていたことが終盤で繋がってくるのが素晴らしかったです。
熊の被害がよく話題になる今、熊に深く関係のあるこの作品は読んでいて身近な恐怖がありました。おすすめです。