竜と彼女の恋と絶命の行方。竜の心臓を奪うと決意するのだけどね〜。
- ★★★ Excellent!!!
森には恐ろしい『花喰い竜』が住んでいる。
病弱な弟を抱えながらも、父と母と、21歳のラーラマリーは貧しいながらも幸せに暮らしていた。
ある日、王都より書状が届き、ラーラマリーは命令によって城へと向かう。
そこで、王命がくだり、森に住む花喰い竜の生贄になることになった。
勝ち気なラーラマリーは竜の心臓を奪えば永遠の命を得られることを知っていた。
病弱な大切な弟のためラーラマリーは竜を殺し、その心臓を奪うことを決意し、森に足を踏み入れるのだが──というお話です。
感想は竜とラーラマリー。無邪気な竜と威嚇するラーラマリーが可愛らしく、ほっこりさせてもらえます。
でも、ラーラマリーには花喰い竜の正体は秘密。なんて、こったい。
長生きな花喰い竜は、いつも孤独で淋しい生き物で、住む世界が違うんですけど、なにやら、先祖の系譜で竜とラーラマリーは引き合わされたような……。
徐々に惹かれつつある恋が見ものです。
どうか、どうか。孤独な花喰い竜が幸せになりますように。
オススメ作品です。