概要
隻眼の男・錬十郎は真夏の渓谷で、刀を盗もうとした滝三を捕らえる。折れた刀を持つ男を探している滝三だが、「その男が自分を殺した。折れた刀の切っ先は自分が持っている。刀が元の姿に戻り、力を取り戻せば、あんたをもっと強くするだろう」と、共に刀と男を探すよう錬十郎に持ちかける。滝三を連れた錬十郎は山中で幼い僧・浄心と再会する。浄心の持つ『雑念』の力で呼び起こされる、滝三の死と生の記憶とは。同じく刀の持ち主を追う「最強の男」と錬十郎の対決、さらにその先に待ち受ける、折れた刀の男の真実とは。
「剣奇小説とは、剣/刀の宿す奇なる“もの“と、それに抗(あらが)う人の奇縁とを相応の文体で語る奇譚であるーー」
剣奇小説シリーズ『流刃秘抄〜千尋編』の続編。
「剣奇小説とは、剣/刀の宿す奇なる“もの“と、それに抗(あらが)う人の奇縁とを相応の文体で語る奇譚であるーー」
剣奇小説シリーズ『流刃秘抄〜千尋編』の続編。
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