概要
それは牛肉のステーキではなかった。羊のステーキだった。
語り手が何者なのか、男なのか女なのかも分からないと思いますが、そのように書いています。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!決してメジャーな肉というわけではないからこその、そこはかとない特別感
「モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず自由で 何というか 救われてなきゃダメなんだ 独りで静かで豊かで……」。
ご存じ、「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎の有名なセリフですね。
本作はまさに、食事による救いを見事に描いた、至福の作品です。
ステーキとしてメジャーな牛ではなく、かといって庶民的なポジションの豚や鶏でもなく、羊。
そう、ラム肉のステーキです。
ラムというとジンギスカンを思い浮かべますが、そうではなくステーキです。
良いですね、フレンチのような特別感を感じます。
ナイフで切り分ける時も、まるでその存在感を主張するかのように、反作用でもって応えます。
素直に切れてくれないあたり…続きを読む