ロドス島のクリスマス

のの.まゆたん@病持ち返信遅めXも✿感謝

第1話 歴史の重みに…歴史は繰り返す?

歴史とは繰り返すものか? 


同じ家系の貴族…エルサレム、アッコン陥落から

苦難の中、崩壊の危機を乗り越え

騎士団を守り再興した総長ジャン・ド・ヴィリエ


彼と同じ家系、ロドス島騎士団総長

フィリップ・ヴィリエ・ド・リラダン


彼もまた…ロドス島からマルタ島へと


◇ ◇ ◇


まだ病院騎士団がロドス島にいる頃


「ロドス騎士団グランド・マスター…リラダン総長様」シオンが話しかける。


「久しぶりに現れたと思ったら…クリスマスにある真夜中のミサに幾つかの儀式

クリスマスを祝うご馳走準備中なのだが」


「…哀れな子羊、私シオンにクリスマスのお恵みを」瞳をキラキラさせ、どうやらお腹が空いているらしいシオンが言う


「まったく…今はクリスマス前の節制で

塩漬けの魚ぐらいだが…それか鶏か?

ああ、私用にマジパン、伝統菓子メレクーニ もあるか」

※ゴマと蜂蜜を主原料とする伝統的な健康菓子

パン生地でできた小さな「パイ」のような形


「う、嬉しいです」

ハグハグハグ


「子羊でなく、か弱くもないが

せっかくのクリスマスの時期だから…まあ、病院用の祝いの食事も少しなら」


「天使が見えます!グランド・マスター!」

「で、今度のミサはどんな話を?」


「聖書の幾つの話に…昔のアッコン陥落の苦難をして、皆の団結を誓うつもりだが」


「そう言えば、ご先祖ですね~

仏のブルゴーニュの名家


アッコン陥落の時代の総長ジャン・ド・ヴィリエ様


大怪我を負い、僅かな生き残りと

エルサレムから追われ

地中海の島に…崩壊寸前の騎士団を復興して守り


それから…騎士団はロドス島に辿りついた」


「ああ、そうだ」


シオンは微笑したまま…心の中で呟く

あの方、ジャン・ド・ヴィリエ様によく似ておられますよ


今度は貴方の番

フィリップ・ヴィリエ・ド・リラダン総長


貴方がロドス島から徹底した騎士団を護り

マルタ島へ導く…

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