それぞれのあやかしの、それぞれのわたし

幸せをあたえることで人にもてなされる妖
惧れをあたえることで人にまつられるかみさん

どちらもこの国で共に「信仰」される見えざる八百万のなにか
ほとけさんでしょうか?たたりでしょうか?
でも、どっちにしろかれらが自我を持っていたとしたら

満ち足りるを知って、おやくめを放棄したかみさんは
きっと誰かに惧れを与えるころから、ひとのためにずっとおやくめを果たしてきたのでしょう
そうでなければ、最後の選択の覚悟は決まらないはずですから

とても暖かい、身近な「おかみさん」の物語でした

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